たぶんかぞく流イースター!Vol.2
前回の記事に書いた通り、ダンダンにとってのイースターは4/19(日)。
4/10(金)~13(月)にイースターを祝うイギリスより1週間遅いため、残念ながらイギリスでは前後の平日は休みにならず普通の週末…
でもでも、イースターの日がズレているからこそいいこともあるのです!
イギリスのイースターが1週間先に終わるため、シーズン外れで値引きになったイースター関連グッズやスイーツを自分たちのイースター用に買える!!笑
そして、卵が難なく買える!!!
特にコロナの影響でロックダウン中だった今年は、自宅で調理する人が増えたためか、そもそも卵が常に品薄…
イースターに卵を装飾する文化があるため、イースター前に卵の在庫情報をFacebookグループで尋ねる近所さんもいたくらい。
すっかり前置きが長くなってしまったけれど、ようやく「私たちが2020年のイースターをどうイースターを過ごしたのか」について書きたいと思います。
以下、キリスト教徒でも宗教家でもない、超素人のこころによる解説であることをご了承ください。笑
宗教の教えに沿ったきちんとした説明はダンダンが(気が向いたら)書いてくれる…はず……
2020年4月16日(木)
イースター3日前の16日から序章が始まりました。
16日(木)は「何もしてはいけない日」、いわゆる「安息日」と同じ過ごし方をするのだそう。
ちなみに、毎週の日曜日もこの安息日にあたり、我が家では洗濯NG、裁縫NGとしています。
本来は、洗濯・裁縫に限らず、掃除や仕事などなど他にもいろいろ当てはまるようですが、現代社会ではなかなかそうもいかず…ですね。
無宗教のこころ的にはどの曜日でも家事・仕事OKですが、「何もしない日」を強制的に作るのも大事だなーと個人的に思うこともあり、調理以外の家事や仕事はなるべく安息日にしないように意識しています。
が!16日はイギリスでド平日!!
ということで、仕事をしないわけにはいかないので2人とも仕事は通常通り、調理以外の家事はしないように過ごしました。
2020年4月17日(金)
17日(金)も、引き続き安息日と同じ過ごし方。
加えて、この日は動物性のものを終日食べてはいけないとのことで、1日ビーガン。(ただし、妊婦や病人、子どもなどは栄養摂取を優先する考えから例外扱いとなるそう)
「こころはキリスト教徒じゃないんだし、好きなもの食べていいよ~!自分で食事準備するわ~」と言ってくれたダンダンですが、1日だけだし、食事も一緒に作った方が楽なので私も1日ビーガンしてみようかなと。
が、これまたコロナの影響で3食自宅。
普段はお互い肉も魚も大好きでアレルギーすらなし、基本的に何でも食べるせいで、ビーガンという制約がついた瞬間、レシピに困る困る…^^;
結局、
昼:オリーブオイルベースでにんにく・ほうれん草・玉ねぎ・パプリカを絡めたパスタ+サラダ
夜:ベジタリアン用スープの素を使った野菜スープ+ご飯+サラダ
で乗り切りました!
ただ、ダンダンも食事制限が付くのは年にこの1日だけ、お互い普段あまりにビーガン食に慣れていないため、ちょっとした失敗も。
ついいつもの癖で私がサラダと一緒にマヨネーズを運び、ダンダンもついいつもの癖でサラダにマヨネーズを…笑
マヨネーズには動物性食品の卵が入っていてNG、かといって翌日まで放置したり、ましてや破棄するなんてとんでもないので、仕方なく私が1人で美味しくいただきました、あはは。
この日はもう1つ大きなイベントが…いわゆるイースターエッグを作るべく、卵にペイントをする日なのです!
ルーマニアであればイースター前の金曜日で祝日ですが、イギリスでは平日。
しかも、ロックダウン中のため卵の色付けや飾りつけに使えそうなものが手に入らず。
苦肉の策で、玉ねぎ2~3個分の皮を水に浸して煮詰めて色を出し、あらかじめ別茹でしておいたゆでたまごを投入して色付けをするという超簡易&自然派なイースターエッグづくりをしてみました!(ほとんどダンダンがやったので、私はたまにキッチンを覗いて見てただけ…笑)
そんなこんなで出来上がったのがこちら!
元々殻が茶色い卵だったので分かりづらいかもしれませんが、玉ねぎの皮の色でより茶色さが増しました☆
さて、次はいよいよイースター前日~当日!お楽しみに!!