イギリス妊娠生活 ④16週健診編

「イギリス妊娠生活」シリーズも、はや4記事目!

過去記事は、それぞれ下のリンクからどうぞ!
初診編
10~12週健診編
12~14週超音波検査編



16週の健診は、本来ならば診療所(GP surgery)で助産師さんにしてもらう予定が、これもコロナの影響を受けて電話診察に。

不安がなかったといえば嘘になるけど、イギリスはコロナの感染者・死者数がヨーロッパワーストレベルになってしまっていたものもあり、そんな状況でもなんとかして妊娠健診を続けてくれるNHSにとにかく感謝感謝。



ま、緊急事態のなかでの緊急対応なので、いろいろありました…笑

電話診察になることは12週の健診時に助産師さんから聞いていて、地域の助産師窓口に電話して診察予約するようにとの指示だったので、指定された番号に電話すると「ここじゃ予約受けられないから、別の番号に電話して!」と。

そして指定された別の番号に電話すると、「電話診察は予約いらないよ!16週にこっちからかけるから待ってて!!」
→こころの心の声『ロックダウン中とはいえ、仕事の打ち合わせしてたりするから日時指定したかった…』

15週に唐突に担当助産師さんから電話あり。悪阻に負けて仮眠している間にかかってきていて、録音された留守電を聞くと、「ダウン症候群・エドワーズ症候群・パトー症候群の血液検査受けた?任意だけど、受けるなら早めに採血しないといけないから、もし受けるなら電話かけなおして!受けないならかけなおし不要、来週水曜日に健診の電話するからその時に~!」
→こころの心の声『12週の健診のときに、受けたって言ったよぉ…というか、郵送されてきた検査結果に「詳細は助産師に別送します」って書いてあったけど届いてないのかな……とりあえず電話診察が来週水曜って分かってよかった…』

そしてその数日後、突然NHSから大学病院で医師との対面診察の予約をした旨の文書が郵便で到着。
→こころの心の声『12週健診の尿検査・血液検査で問題があったら2週間以内に電話がかかってきたはず。1ヶ月以上先に突然入ったこの対面診察はなんだ?診療所でお医者さんが診察予定になってる25週健診の代わりか!?』

そして迎えた16週の水曜日、いつかかってくるか分からないから、電話を肌身離さず持っていたのに結局かかってこず…

翌日木曜日に、さもこの日にかけてくる予定だったかのようにかかってきました。笑



そんなこんなで、診察前からネタ満載で迎えた16週健診。

電話診察ゆえ、本来の健診内容とは違いそうですが、
・健康状態チェック
・こころからの大量の質問
・20-22週超音波検査の予約確認

・緊急時の連絡先の再確認
・子癇の症状の説明

という流れでした。



まず、健康状態チェック。

カメラなしの電話診察なので、あくまで自己申告ベース。

血圧や体重を聞かれることもなく、「調子どう?何か気になることある?」と聞かれる感じでした。

その質問に「体調は悪阻がまだ少しあるくらいで特に気になることはないんですけど、その他のことで気になることがいっぱいあって質問していいですか?」と答え、そのまま私からの大量質問に突入。笑

質問の内容は、16週検診前のイロイロで気になっていたこと(ダウン症候群・エドワーズ症候群・パトー症候群の検査結果について、追加で対面診察の予約が届いていることについて)、葉酸サプリを継続して飲むべきか?などなど。

結局、検査結果に問題はなく、いろいろ疑問点も解消できたのでめでたしめでたし。



次に、20~22週の超音波検査(2回目)の予約が取れているかの確認。

1回目の超音波検査と同じく、NHSが適当に予約を入れ、日時を郵送で連絡くれていたので、それを伝えて難なく終了。



そして、緊急連絡先(24時間365日対応しているコールセンター)の番号再確認。

コロナで診療所が閉まったり、診察を受けることを躊躇する人がいたりという状況もあって、出血はもちろん、その他でも気になる症状があればすぐ電話してほしいとのことでした。

その流れで、例えばひどい頭痛・視覚異常・痙攣という、いわゆる子癇の症状が挙げられて、これらの症状が出たら緊急時の連絡先に電話すること、またこれらの症状を防ぐために水をたくさん飲むようにとの説明を受けました。



こんな感じで、だいたい15分ほどの電話診察。

電話診察って日本でも受けたことがなく、「もはやなくても変わらないんじゃ…?」と思っていた部分も正直あったけど、たった15分助産師さんとお話するだけでも、どこか安心できた16週健診でした。

英語版があって、ダンダンと一緒に楽しめるトツキトオカ