イギリス妊娠生活 ⑥番外編

「イギリス妊娠生活」、過去の記事はこちらから。
初診編
10~12週健診編
12~14週超音波検査編
16週健診編
20週~22週超音波検査編



妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に腹帯を巻き、神社やお寺に安産祈願にいくという日本の風習。

イギリスで、しかもコロナによる外出制限の真っ最中に迎えたため、残念ながら日本と同じようにすることはできず…

そんななかでも、ありがたいことに国際郵便で腹帯や安産祈願の御守りを日本から送ってもらえたので、ちょっと遅ればせながら5ヶ月目に入って3回目の戌の日に自宅で腹帯を巻いてみました!

まだ大してお腹は出ていないし、本当に形だけだったけど…^^;

ちなみに、ダンダンの文化では、日本の戌の日のように妊娠中に安産祈願をするような風習はないそう。



そういえば!妊娠月数の数え方って日本とイギリスで微妙に違うようです。

【日本】
0週~3週⇒妊娠1ヶ月
4週~7週⇒妊娠2ヶ月
8週~11週⇒妊娠3ヶ月
12週~15週⇒妊娠4ヶ月
16週~19週⇒妊娠5ヶ月
20週~23週⇒妊娠6ヶ月
24週~27週⇒妊娠7ヶ月
28週~31週⇒妊娠8ヶ月
32週~35週⇒妊娠9ヶ月
36週~39週⇒妊娠10ヶ月

【イギリス】
1~4週⇒妊娠1ヶ月
5週~8週⇒妊娠2ヶ月
9週~13週⇒妊娠3ヶ月
14週~17週⇒妊娠4ヶ月
18週~22週⇒妊娠5ヶ月
23週~27週⇒妊娠6ヶ月
28週~31週⇒妊娠7ヶ月
32週~35週⇒妊娠8ヶ月
36週~40週⇒妊娠9ヶ月

ただ、イギリスの助産師さんや検査技師さんと話をする時は毎回「妊娠○○週」なので、「妊娠○ヶ月」という表現を使うのは日本語で話をする時くらい。

日本とイギリスで数え方が違うということだけ知っておけば十分だと思います!


もう1つ、日本とイギリスで微妙に違うのが、妊娠初期・中期・後期の分け方。

【日本】
0週~13週⇒妊娠初期
14週~27週⇒妊娠中期
28週~⇒妊娠後期

【イギリス】
1~12週⇒First trimester
13週~27週⇒Second trimester
28週~⇒Third trimester

First trimester, Second trimester, Third trimesterという表現は、たまに健診で出てきたり、NHSのサイトなど妊娠関連の情報源によく出てきたりするので、覚えておくことをオススメします☆



前回の記事で紹介した20週の超音波検査の後は、25週に診療所(GP)で診てもらうのが次の定期検診。

…だったのですが、16週健診の直前にNHSから郵便が届き、21週に病院(Hospital)で産科医の予約を入れたとのこと。

診療所のお医者さん(総合医)は産科医ではないので、専門のお医者さんに診てもらう必要があるということなのですが、「検診で異常があったら1~2週間以内に連絡する」と都度言われ、検診後に連絡が来たことがなかったので???状態。

ちょうど郵便を受け取った数日後に16週健診があったので、その時に助産師さんに聞いてみたところ、

「検査の数値は全部正常よ。BMIが低くて申し送りしてるから、それかも。」

と。

そしてその数日後には病院の事務員さんから電話があり、

「病院に来てっていう郵便が行ってると思うんだけど、コロナの影響で対面診察ではなく電話診察にしたいから、病院には来ずに自宅待機でお願いします~」

と。

そういうわけで、定期検診外の産科医さんによる診察を電話で受けることになったのです。


何が引っかかったのかイマイチすっきりしないまま迎えた当日、真っ先になんで診察に呼ばれたのかを聞いてみたところ、やっぱり低BMIが原因だったそう。

問診を通じて、
・前回体重測定をした10~12週健診の時は、つわりの影響で体重が激減していたこと
・つわりが終わったらちゃんと食べられるようになって体重も増えていること
・ベジタリアンではないので、肉も魚も食べていること
・日本人+そもそも小さい時から痩せ型でBMIが低いこと
等々を伝えたところ、どの検査でも異常値は1つも出ていないので大丈夫でしょうとのこと。

出産後に推奨している母体への注射を特に強くオススメすることと、出産までにBMIが一定の数値に達しなければ出産場所の選択肢が限られることの説明を受けて終わりました。

正直、「助産師さんの定期検診はまだしも、定期検診外で入れられたお医者さんの診察って電話でやって意味あるのか…?」と懐疑的だったのですが、私の場合は諸々の数値に問題がなかったこともあり、コロナ禍でキャンセルされるよりは、電話でもお医者さんと話していろいろとアドバイスや情報をもらえて本当にありがたかったです。

音声のみ、しかもお医者さんなので専門用語も多く、対面診察よりかなり集中しなければならず、終わった後にドッと疲れがきたけど…^^;

数日後、診察の概要が文書化されたものが郵便で届いたので、自分でBlue Maternity notesに綴じて無事終了!