たぶんかぞく流家庭料理 -ロールキャベツ編
About usにもある通り、イギリスに住んでいる私たち。
ルーマニアにルーツを持つダンダンと、日本にルーツを持つこころで、食べて育った家庭料理が全然違います。
加えて、お互いが慣れ親しんだ家庭料理を作るにも、その材料がイギリスでは手に入りにくいor手に入るけどちょっと高いということも…
そんなわけで、ルーマニアのレシピ×日本のレシピ×イギリスで手に入る食材という組み合わせでオリジナルの料理を作ることがよくあります!
この「たぶんかぞく流家庭料理」シリーズでは、そんな我が家のオリジナルレシピをご紹介!!
今回の料理は、ロールキャベツ!
まずは、ダンダンとこころが親しんできたロールキャベツのお話から。
ダンダンが親しんできたSarmale(サルマーレ)。
豚挽肉もしくは豚と牛の合挽肉を、酢漬けしたキャベツで包み、トマトソースで煮込んだ料理です。
「有名なルーマニア料理といえば?」と聞くと必ずといってよいほど挙がる料理で、クリスマスやイースターなどの家族行事でよく食卓に並びます。
このまま食べる人が多いですが、生の唐辛子をお口直しがてらかじりながら食べる人も。笑
酢漬けしたキャベツが使われていますが、すっぱいということはまるでありません。
弱火で何時間もじっくりコトコト煮込んで作られるので、食べる頃にはキャベツがトロトロ!
次は、こころが親しんできたロールキャベツ。
牛と豚の合挽肉をキャベツで包み、コンソメスープで煮込むレシピが多かったです。
Sarmaleのように何時間も煮込むということはなく、煮込み時間は30分くらいかな。
寒い時期になると、たまに夕食の食卓に並ぶメニューというイメージでした。
※写真なしです、ごめんなさいm(_ _)m
そしてついに、ルーマニア×日本×イギリスのたぶんかぞく流レシピ!!
実は、我が家で作っているのは、もはやロールキャベツではなく、ロールレタス。笑
キャベツが手に入りづらいわけではないのだけど、元々キャベツよりもレタスが冷蔵庫にあることが多く、一度ロールレタスを作ってみたところ「意外とイケる!」となり、それからロールレタスがすっかり定着したのです。
ロールレタス本体の材料は、
・レタス…1玉弱
・牛ミンチ(脂が20%以下のもの)…250gくらい
・玉ねぎ…半個 または 細ねぎ…数本
・卵…1個
・すりおろし生姜…少々
・塩コショウ…少々
・水洗いした白米…大さじ2くらい
・小麦粉…大さじ1前後、タネがちょうどいい硬さになる量
白米を入れるのは、Sarmaleのレシピ譲り。
牛ミンチ~小麦粉をボールに入れて混ぜ、たわら形に成形した後にレタス1~2枚で巻いていきます。
レタスで巻き終わったらお鍋(我が家はル・クルーゼ)に並べ、
・和風顆粒だし…小さじ1
・醤油…大さじ1
・水…200cc
を加え、ふたをして中火にかけます。
最初は水分が少なく感じるかもしれませんが、煮込んでいるうちにレタスから水が出てくるのでご安心を!
グツグツしてきたら弱火にし、30分ほどじっくり煮込みます。
味が薄い場合、だしや醤油を足して調整してみてください!
ちなみに、同じロールレタスのレシピですりおろし生姜を抜き、
・トマト缶…1缶
・鶏がらスープの素(調味料編で紹介したDELIK’AT)…小さじ2
・塩コショウ…少々
・ミックスハーブ…少々
のスープで1時間ほど煮込むと、ルーマニア寄りのレシピに!
※これも写真なくてごめんなさい…m(_ _)m
あっさりした味が欲しい時には和風だし、こってり味わいたい場合はトマトスープでと2種類楽しめます☆