たぶんかぞく流家庭料理 -コゾナック編

たぶんかぞく流家庭料理、今回はルーマニアの伝統的なお菓子Cozonac(コゾナック)。

これまでと違って日本にはない料理なので、ルーマニアのレシピ×イギリスで手に入る食材という組み合わせでアレンジして作ったレシピをご紹介します!

過去の記事はこちらから
調味料編
ロールキャベツ編
パプリカの肉詰め編



Cozonac(コゾナック)って何…?と思う方も少なくないかと思います。

私も、ダンダンと付き合う前は、Cozonacという言葉すら聞いたこともありませんでした。

Cozonacとは、ルーマニアの伝統的なお菓子で、特にクリスマスやイースター等の宗教的な祝日によく振る舞われます。

家庭によって、また売っているお店によって、少しずつ味やレシピが違うので、同じCozonacというお菓子でもいろんなパターンが楽しめるのです。

ロールキャベツ編パプリカの肉詰め編でも触れたように、ルーマニアでは時間をかけてじっくり熱を加えていく料理が多いようですが、Cozonacも例外ではありません!

今回紹介するレシピは、前日夜に生地を作って一晩冷蔵庫で寝かせ、翌朝成形をしてさらに50分ほど室温で寝かせてから、150度くらいのオーブンで35分焼き、さらに冷めるまで1時間ほど待ってからようやく食べられるという…

つまりは、半日越しの作品です!笑



生地の材料になるのは、
・牛乳…200ml
・ドライイースト…4g
・溶かしバター60g
・卵黄…2個
・レモンの皮…レモン1個分
・小麦粉…335g
・砂糖…60g
・塩…少々

牛乳を人肌に温めてドライイーストを加え、分量内から小さじ2杯分の砂糖も加えて、ドライイーストが完全に溶けるまで5分ほどよく混ぜます。

混ぜ終わったら、牛乳が少し冷めるまで5分ほど置いた後で大きめのボールに移し、溶かしバター、卵黄、レモンの皮を加えて泡だて器でよく混ぜます。

小麦粉・砂糖・塩を一気に加えてゴムベラでゆっくり混ぜ合わせ、粉類がよく混ざったら、ボールにラップをかけて密封します。
(生地が少しベタついていて不安に思われるかもしれませんが、ベタついていて大丈夫です!)

生地が2倍の大きさになるまで室温で寝かせ、その後冷蔵庫で一晩寝かせます。


そして翌日、生地に混ぜ込むココアの部分をつくります。

ココア部分は、
・ココアパウダー…20g
・砂糖…50g
を混ぜ合わせるだけ(★)。

本当はクルミを入れるのですが、イギリスってクルミが高い!!ということで、クルミを入れずにココアパウダーを少し多めに入れるレシピにアレンジしました^^;

成形と艶出し用に、卵黄1個と刷毛も用意しておきます。

まな板など平らな台に打ち粉(小麦粉)をして生地を置き、生地の上からも少し小麦粉をまぶします。

生地を2つに分けて、1つずつめん棒で長方形に伸ばし、生地が伸びたら2つとも長方形の内側に★を敷き詰めます。

★が生地の外に出てしまわないように気を付けて、生地の長い辺を一方からもう片方へ丸めていきます。

丸め終わりとなる辺には卵黄を塗り、生地をしっかり閉じます。

丸めた際に横になる部分もココアが出てこないように閉じるのを忘れずに!

出来上がった2本の筒状生地を交互に重ね合わせ、長方形のケーキ型に入れます。

ココア部分を包んだ2本の筒状生地を交互に重ね合わせ、型に入れたところ

生地が乾燥しないようにラップやタオルをかけ、50分ほど室温で寝かします。

オーブンを150度に予熱している間に、艶出し用の卵黄を塗り、分量外の砂糖を少し散らします。

艶出し用の卵黄を塗り、砂糖を散らしたところ

余熱が済んだら型をオーブンに入れ、35分ほどじっくり焼きます。(温度や時間はオーブンの性能に合わせて適宜調整してください!)


めちゃくちゃ長い工程を終えて、焼きあがったらすぐ食べたい!!となるのですが、美味しいCozonacをいただくには、生地がよく冷めるまで待つ必要があります。涙

というわけで、1時間ほど室温で冷まし、よく冷めたらようやくいただきます!

作りはじめから約15時間でようやく食べられるCozonac!!

ルーマニア料理って、忍耐力鍛えられるわ…笑