イギリス出産記録 ②自宅で悶絶編
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①陣痛開始編に書いた通り、陣痛の間隔が5分切っているにもかかわらず一度家に帰された私たち。
家に戻った22時半ごろ、陣痛はすでに結構な痛さに。
『近所の人たちごめんなさい!(隣が空き部屋でよかった…)』と思いながら、陣痛が来るたび集合住宅で唸る私。
とにかく頻繁にトイレに行っておくようにと言われたのを思い出して、陣痛の合間にトイレに行くと少し出血が…
少し様子をみているうちに、出血量が増えて結構な量に……
日付が変わるころには陣痛が3分間隔できていて、痛みも結構なものだったので、ダンダンに代わりに病院に電話してもらいました。
そして、ダンダンと助産師さんが話している間にトイレに駆け込んで嘔吐。
吐き終わったら私に代わるよう言われたらしく、『鬼か!』と思いながら電話に出たところ、
助産師さん2(以下、助2)「さっきはどうも~!Maternity Assessment Unitで検査担当した助産師よ。どれくらい出血してる?」
こころ(以下、こ)「最初は少なかったけど、今は生理の2日目並みに出血してます」
助2「それくらいなら大丈夫そうね。どうやって陣痛の痛みに対処してる?」
こ「夫に背中や腰押してもらってます」
助2「あ、まだそれだけでいけてる?そしたらもうしばらく家で頑張って!陣痛きてても喋れてるし、まだ大丈夫だと思う。我慢できなくなったら、Paracetamol(注:スーパーやドラッグストアでも手に入る解熱鎮痛剤)飲めばいいから~!陣痛きてる間に喋れなくなったら、もう1回電話かけてきてちょうだい」
こ 心の声『しまった…出産前に薬飲みたくないし、やせ我慢でマッサージ一本で耐えてるだけなのに、もう少し大げさに痛みが強いことを伝えるべきだった……』
というわけで、陣痛間隔3分になったから電話したのにまだ病院には入れてもらえず。涙
『これ以上痛みが強くなって病院まで行けるのか…?』と思いながらベッドで悶絶し、ダンダンにとにかく腰を押してもらうこと1時間ちょい。
Paracetamolも飲んでないし、正直陣痛きても何とか話せたけど、これ以上家にいたら本当に病院まで移動できなくなるという本能が働き、陣痛がきたら喋れない体でもう一度ダンダンに病院に電話してもらいました。笑
そして、このタイミングでようやく!病院に行く許可が下りたのです!!
ダンダンが電話口で何を喋っていたのかまったく聞いていなかったのですが、1回病院に行って帰されたトラウマ&コロナ禍とはいえ真っ暗な寒空の下1時間外で待たされた恨み(笑)から、今回は夫婦揃って病院に入れてくれることを事前に確約してもらっていたそうな^^;
そんなわけで陣痛開始から27時間くらい、夜中の2時にタクシーを呼んで2度目の病院に向かいました。
何たる偶然か、タクシー運転手のパートナーも少し前に出産したらしくて、「今から出産?Good luck!!」と気遣ってくれました。
当時は余裕がなくてダンダンと運転手の会話は全く聞いていなかったけど、どうも運転手さんのパートナーもなかなか病院に入れず、最後は間に合わなくて自宅で産まざるを得なかったそうな…ひょえーーー
つづく