イギリス産後記録 ④生後5日健診編
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前回の記事に書いた生後2日の助産師訪問健診の次は、出産した大学病院での生後5日健診。
当然ながら退院後どこにも行っていなかったので、これが初めての外出!
近くの公園とか、もう少し素敵な初めての外出を夢見ていたのだけど、産後の退院が早すぎるイギリスではそんなの無理…笑
泣きわめくヨシをチャイルドシートに乗せ、まだ会陰切開の縫い口もそこそこ痛むなか、タクシーで大学病院へ。
ダンダンも付いてきてくれたものの、コロナ禍で病院は子供+親1人以外は立ち入り禁止。
持ち手が付いているタイプのチャイルドシートで、車から降りてもそのままチャイルドシートに寝かせたままヨシを運んでいたのですが、産後5日で乳児+チャイルドシートを手に病院内をうろうろするのはきつかったので、健診の場所まではダンダンに運んでもらうことに。
フロアに到着してから健診まで少し待ち時間があり、たまたま同じ場所で待っていた方とソーシャルディスタンスを保ったままちょっとおしゃべりをしていました。
お互い明らかに新生児を連れていたこともあり、「出産どうだったー?」と会話をはじめたところ、彼女も私と同じく、一度病院に行ったにもかかわらず自宅に送り返されたとのこと!
しかも、彼女の場合はその後病院に戻ってくるのが間に合わず、結局救急車を呼んで自宅出産!!
ちなみに、彼女の他にも、同時期に出産した知人の知人は、同じく一度自宅に送り返され、病院に再度向かっていた自家用車の中@病院の駐車場で出産したのだとか……
たまたま立て続けに話を聞いたこともあり、『一度自宅に送り返されて大変だったと感じていたけど、もしや病院に戻って出産できただけ私はラッキーな方だったのか!?』と思ってしまったのでした^^;
同時期に出産したママ友の中で、陣痛が来て受診した後に自宅に送り返されたのは私だけだったので、普通なら病院で出産するのはそんなに難しくない…ハズ。笑
さて、生後5日の健診も助産師さんが行いますが、新生児はもちろん、母体の健診も兼ねています。
ということで、まず私が
・血圧測定
・会陰の視診
・問診
を受けました。
私は寝不足以外に特に大きな不調は感じていなかったこともあって、サクッと終わりました。
その後はヨシの健診に移り、
・簡単な全身の検査
・授乳タイプ(母乳and/orミルク)の確認
・体重測定
・黄疸の数値測定
・血液検査
を行いました。
血液検査はかかとに針を刺して紙に血を垂らすという、個人的には初めて見るやり方だったのでちょっとびっくり!
この血液検査では、鎌状赤血球症、嚢胞性線維症、先天性甲状腺機能低下症、フェニルケトン尿症、中鎖アシルCoA脱水素酵素欠損症、メープルシロップ尿症、イソ吉草酸血症、グルタル酸血症1型、ホモシスチン尿症という9つの希少な病気の有無を調べるもので、後日結果が自宅に郵送されてきます。(英語はもちろん、医療知識のない私は日本語でもサッパリ分からない…苦笑)
体重は出生時から170gほど少なかったものの、生後一度体重が落ちるのが普通で、落ち幅も正常な範囲ということで問題なし!
唯一検査で引っかかったのは黄疸。
病院に行く前から目の周りが若干黄色かったので覚悟はしていたものの、私が黄色人種であることを考慮してもやはり数値が高めということで再検査に。
そんなわけで、通常ならば次は5日後の生後10日健診なのですが、黄疸の数値が高めということで2日後にまた検査を受けることになりました。
マンションの下から病院の入り口までタクシー移動でほぼ歩かないとはいえ、産後すぐ+コロナ禍に何度も病院に行かなければいけない状況に少しがっくり…
でも、コロナで医療がひっ迫しつつあった時期でも安全な環境を確保しながらきっちり見てくれて文句は言えません!感謝感謝☆