たぶんかぞく流家庭料理 ー肉のない肉のサラダ編
久々のたぶんかぞく流家庭料理です!
過去の記事はこちらから
・調味料編
・ロールキャベツ編
・パプリカの肉詰め編
・コゾナック編
・ザクスカ編
・なすのサラダ編
今回は、肉のない肉のサラダ。
…ん?肉のない肉のサラダ??
それただのサラダやん!というツッコミが入りそうですね。笑
その正体は、“Salata boeuf”というルーマニア料理。
直訳すると「牛肉のサラダ」なのですが、ダンダン家のレシピでは牛肉を入れないので、肉のない肉のサラダというわけです!
ちなみに、ビーガンやベジタリアンだから肉を入れないというのではなく、代々伝わるレシピにお肉が入っていないだけでございます。
これまで紹介した、ロールキャベツやなすのサラダ、コゾナックと一緒にクリスマスやイースターの食卓に並ぶ料理の1つです。
何度も書いた通り、一般的に調理時間が長めのルーマニア料理。
野菜を刻むスピードにもよりますが、所要時間は1時間半~2時間くらいです。
タッパー容器2つ分の材料は、
・ジャガイモ 中4個
・にんじん 中2本
・ピクルス 適量
・パプリカの酢漬け 適量
・マヨネーズ 適量
です。
いつもに増して「適量」が多すぎますが、その理由は後ほど!
1.
ジャガイモとにんじんの皮をむき、ジャガイモは縦半分、にんじんは2~3等分にざっくり切って鍋に入れ、柔らかくなるまで茹でます。目安として20分くらい。
![](https://tabunkazoku.com/wp-content/uploads/2021/06/24EDBFE4-CA49-4314-81A9-D6BE44C41495_1_105_c.jpeg)
2.
茹であがったジャガイモとにんじんを冷まし、冷めたらどちらも5mm角のキューブ状に切ります。
3.
ピクルスとパプリカの酢漬けも同様に5mm角のキューブ状に切ります。
切り終わったら、両手でよく絞って水気をきります。
※2.と3.に一番手間と時間がかかります…
切っているうちに「もうマッシュポテトみたいに潰しちゃいたい!」って思うかもしれませんが、潰さないであげてね☆笑
ちなみに、ダンダン家では、クリスマスやイースター前にはこの野菜を刻むのが子どもたちのお手伝いの定番だったそうです^^
4.
切り終わったジャガイモ、にんじん、ピクルス、パプリカの酢漬けをボールに入れてざっくり混ぜます。具が混ざってきたら、マヨネーズを入れてさらに混ぜます。
![](https://tabunkazoku.com/wp-content/uploads/2021/06/7311E0EC-09AD-42D0-943E-C65B71FA293A_1_105_c.jpeg)
ジャガイモの黄色、にんじんのオレンジ、ピクルスの緑、パプリカの酢漬けの赤がバランスよく見えるような出来栄えがちょうどよいと言われています。
もっと具体的にいうと、ジャガイモとにんじんの色のバランスは3:2がベスト!
ピクルスとパプリカの酢漬けは、サラダに味のアクセントをつける目的もあるので、酸っぱいのが好みな場合は少し多め、逆にあまり酸っぱくない方がよい場合は少なめと、マヨネーズとのバランスも見ながら調整してみてください。
5.
味の調整が終わったら、タッパーなどに入れて冷蔵庫でよく冷やしてから食べます。
そのままでも、パンにつけても、美味しくいただけます☆
![](https://tabunkazoku.com/wp-content/uploads/2021/06/salata-boeuf-1.jpeg)
ちなみに!
食卓に並べるときには、お皿にサラダを敷き詰め、その上にオリーブで模様を描くとテーブルが映えます☆
![](https://tabunkazoku.com/wp-content/uploads/2021/06/salat-boeuf-deco.jpeg)