NO洗濯の日

相手が同じ文化圏で育った人であれ、違う文化圏で育った人であれ、誰かと一緒に暮らしはじめると必ず経験するのがカルチャーショック。

夫ダンダンと暮らしはじめて、それまでまったく気づきもしなかったカルチャーショックを受けたのが洗濯です。

私の育った家庭では、ほぼ毎日洗濯機が稼働するのが当たり前。

しかし、ダンダン家では信仰する宗教上の慣習から、洗濯をしてはいけない日、つまり「NO洗濯の日」が存在するのです!



NO洗濯の日、その1は日曜日。

キリスト教で安息日とされる日曜日。

そもそもは『仕事を休んで礼拝をするための日』だそうですが、ダンダン一家をはじめ、親戚周りでも教会に赴いて礼拝をすることはなく。

掃除も本来はすべきでない日だけど、週5で働きに出ている&土曜日は洗濯と1週間分の買い出し&掃除は日曜日にしないと回らない!…ということで、日曜日に掃除します。

そんなユルさがありながらも、洗濯を日曜日にしないというところは徹底されているダンダン家。

私はダンダンの宗教に改宗したわけではないのですが、彼の文化を尊重して、日曜日を含むNO洗濯の日には洗濯しないようにしています。



NO洗濯の日、その2は宗教的な祝日。

宗教的に重要な意味を持つ日がいくつかあり、クリスマスのように現代のカレンダーでも祝日になっている日と、現代では祝日になっていないor国によっては祝日となっていない日があります。

やっかいなのが、この『現代では祝日になっていないor国によっては祝日となっていない』ものたち。

先にも書いた通り、私はダンダンの宗教に改宗したわけではないので、どの日が祝日なのかまったく見当がつかない!

(デキた嫁はちゃんと調べてカレンダーに書いたりするのかもしれませんが、私はそこまでできませぬ。笑)

「祝日には洗濯しないようにするから教えてね!」とダンダンに伝えてはいるのですが、早朝に洗濯機を回した後に「今日祝日なんだけど…」と言われたことも数回。

先に教えてくれなかったダンダンが悪い!笑


一番タチが悪いのが、洗濯しようと思っていた日の前日夜に「そういえば明日祝日だから!」と言ってくるやつ。

3人家族で毎日洗濯しないなんてアリエナイ!という方も多いかもしれませんが、環境のことも考えて我が家の洗濯は2~3日に1回にしているので、直前に言われると計画が狂うわけです…

最近一番困ったのは、前回の記事に書いた聖ニコラウスの日

前日の日曜はNO洗濯だから月曜日に洗濯する予定が、月曜日は聖ニコラウスの日(現代のカレンダーでは平日)でNO洗濯、火曜日も聖ニコラウスの日に関連する祝日(これも現代のカレンダーでは平日)でNO洗濯。

月曜日に洗濯する計画だったのに、日曜日に「あ、明日と明後日はNO洗濯だから!」と無邪気なことを言うダンダン。

もうちょっと早めに言ってくれって何回も言ってるやんけー!

ということで、祝日明け水曜日の洗濯2回分はダンダンが担当しましたとさ。笑