たぶんかぞく流節分 ー2022年編
子どもの時には給食が特別メニューになったり、家でも晩御飯に恵方巻を食べたりしていたものの、大人になってから恵方巻すら食べなくなっていた節分。
息子ヨシが1歳を過ぎ、どこに住んでいたとしても日本の文化も知ってほしいという想いもあって、今年は節分っぽいことをしてみました!
ちなみにちょっと話はズレますが…
幼き私にとって、節分は「仮病デー」でした。笑
保育園や幼稚園、そして小学生になっても、節分の日には鬼が教室にやってくる地域に住んでいて、その鬼が怖くて仕方なく、仮病を使って休もうとする日になったのです。
鬼の顔や振る舞いも怖かったのですが、当時の私は着ぐるみ全般に恐怖心を抱いていて、見るだけで泣くレベル。
中に人間が入っていると頭では分かっていても、そういう問題じゃなかったのです。
ディズニーランドなんて拷問でしかなかった…笑
小学校も低学年を過ぎると、節分の日に鬼は来なかったような気がするのですが、それでももし来たら困る(低学年ならまだしも中高学年になって泣いてたらダサすぎる…)ということで、節分の日は仮病を使って休むことに全力を注いでいました。
何回か失敗して仮病なのがバレ、仕事をしていてなるべく家に子1人残したくない両親に無理やり送り出されたこともありますが、多分小学校6年間の半分は節分の日に学校を休んだと思います。笑
さてさて話を元に戻して…
『住んでいるところ(イギリス)で無理なく手に入るものを使って自分たちのルーツがある文化を楽しむ』をモットーにしている私たち。
まず、ちびむすドリルさんから鬼のお面をダウンロードさせてもらって印刷し、お部屋に飾ってみました。(ネットって便利…!笑)
豆まき用の大豆は近くで手に入らないので、どうしようかなぁと思いながら節分について調べていたところ、なんと日本でも北日本では大豆ではなく落花生をまくのだとか…!
落花生ならイギリスにもあるはず!と息巻いてスーパーに向かったものの売り切れ…
というわけで、一番大豆に近そうな見た目をしていた(?)ヘーゼルナッツを買いました。笑
夜ご飯は、近隣でお寿司や日本食材を販売しているお店で事前注文していた恵方巻に味噌汁を添えて。
寿司&刺身好きな夫ダンダンは大興奮!
ヨシはまだ生魚など早すぎるので、ちょっとお酢を垂らしたご飯にしいたけとブロッコリーを乗せ、海苔の代わりに卵の薄焼きで巻いた幼児向け巻きお寿司におだしのスープ。
超和食な食卓を囲み(恵方巻は日本ではほぼ見ないアボカド入りだけど…笑)、北北西を向いて3人無言で恵方巻&幼児向け巻き寿司を食べたのでした。
豆まき…といっても、1歳数ヶ月のヨシはまだまだ何でも口に入れたいお年頃。
ヘーゼルナッツを開けて口に入れたら大変なので、袋のまま渡して、鬼のお面をかぶった私の方に投げてもらうことに。
しかし、まず鬼のお面を見てもまったく怖がらない。
私であることを分かっているので、むしろお面を外してきて、いないいないばぁをやっているかのように楽しむ。
そして、お面にの目の部分にある穴に興味津々となり、私からお面を取って穴をほじくり返す…
ヘーゼルナッツも袋で遊ぶ方が楽しくて投げない…
ということで、最後は鬼のお面を机の上において、ヘーゼルナッツやコップやスプーンで叩き、ビリビリにしていました^^;
……無事鬼退治ということで!笑