多言語育児は子どもより親が大変!

1歳を過ぎ、少しずつ言語コミュニケーション能力が発達してきた息子ヨシ。

最初に発した&すでに意味を分かって使っている言葉は”Pa”(ルーマニア語で「バイバイ」)。

最近の流行りは”Yeah”(”Yes”のカジュアル版)。

まだ”No”をマスターしていないので、何か聞くとよっぽど嫌でない限り”Yeah”が返ってきます。笑

日本語で聞いても英語で聞いても”Yeah”が返ってきますが、聞く内容によって即座に”Yeah”と返事するときと、”Yeeeeaaah”とちょっと考えて返事するときとがあって、おもしろいなぁと思いながら観察しています。

「たまには”No”って言わないと、”Yeah”しか言えないと詐欺に引っかかるよ?」と言ったら即座に”Yeah!”と返ってくるので、内容を理解して返事を使い分けているのか、内容を理解できていないのかは今のところ謎です^^;(多分ほぼ理解していない…笑)



たぶんかぞくの言語環境にも書いた通り、我が家は

夫ダンダンとその両親・親戚がヨシに話しかけるとき→ルーマニア語

私とその両親・親戚がヨシに話しかけるとき→日本語

その他、家族や友達みんなで話すとき→基本は英語

というルールにしています。

「そんなにいろんな言語を話していて、ヨシはちゃんと言語習得できるのかね?」とよく心配されるのですが、正直子どもより大人(私)の方が大変です^^;


まず、子育て関連の単語や子どもの本に出てくる動物の名前や鳴き声などなど、これまで触れることのなかった英単語がたくさん!

ただでさえそんな感じなのに、カナダ英語を話すダンダンがいる我が家の場合、単語によってはイギリス英語とカナダ英語で異なる場合も。

例えばオムツ。イギリス英語ではnappy、カナダ英語(アメリカ英語も)ではdiaper。

これが割と頻繁に発生するので、もはや2つの外国語を学んでいるような気分です^^;


そして、いくつか外国語を学んだとはいえ、基本的には日本語一本で育ってきた私。

ヨシと2人で日本語で話していたのを、ダンダンが来たから英語で…と頭では分かっていても、なかなかうまく切り替えられないのです。

なので、ダンダンに「おいしかった~?」とか言ってしまうこともしばしば。笑

仮に英語で話し始めたとしても、頭の中に日本語の単語ばっかり浮かんできて英単語が出てこないー!なんてことも多々。

小さい頃からルーマニア語・英語・フランス語を使い分ける生活を送ってきたダンダンいわく、小さい頃からいろんな言語を学んで切り替えながら使うことに慣れていると、相手によって言語を切り替えても混乱したりすることはないそう。

はたから見ていても、そうだろうなと思います。

きっとヨシも、小さい頃からいろんな言語を使い分けながら育つと切り替えが上手にできるようになるんだろうなぁとも。


というわけで、みんな、スポンジみたいな柔らかい脳みそを持ったヨシのことより、年とって脳みそが凝り固まっている私のこと心配して!!と思ってしまう今日この頃です。笑