たぶんかぞく流クリスマス ークリスマス当日編
イブ編はこちらから。
迎えたクリスマス当日!
ダンダンの宗派では、事前に教会からもらってきておいたパンをクリスマス当日の朝起きてすぐ食べるのが慣習なのだそう。
しかし、コロナ禍の今年は教会も開いていないのでパンもなし。
食事を食べる前にダンダンがお祈りを捧げました。
クリスマス当日のメニューは、
・パン
・生野菜とサラミの盛り合わせ
・Salată boeuf(直訳すると「牛肉のサラダ」。ポテトサラダにピクルスが追加されたようなイメージのサラダで、ダンダン家のレシピではお肉は入れないようです)
・Sarmale(ロールキャベツ)
・Cozonac(ルーマニアの伝統的な焼き菓子)
・Sărățele(スティック状のチーズ風味の焼き菓子)
昼前くらいに食べはじめ、食べては少し休み、また食べては少し休み…とするので、日本のお正月みたいな感じでほぼ一日何かを食べていました。笑
写真では全部の料理がテーブルに並んでいますが、実際食べるときは、前菜(生野菜とサラミの盛り合わせ・Salată boeuf)→主食(Sarlmale)→デザート(Cozonac)という順序で食卓に持ってきて食べます。
見ての通り、パンと前菜はイブと同じ。
前菜は一度にたくさん作っておき、クリスマスイブも当日も同じものを食べるのが慣習です。
「同じもの食べて飽きないの?」と思うかもしれませんが、これが飽きない!
個人的にはルーマニア料理の前菜がすごく好きで、いつも主食やデザートがあることを忘れてついお腹がいっぱいになるまで食べてしまうのです^^;
ダンダン含め、ルーマニアにも同じような人はたくさんいるようで、前菜食べ過ぎ注意!は食事の席でよく言われるのだそう。笑
キリスト教のクリスマス関連の祝日は27日まで続くものの、特別なことをするのは24日と25日だけ。
コロナ禍でなければクリスマス前後に親戚が集まったりするのだけど、今年は25日に親戚個別にSkypeをかけて挨拶をするのみ。
もちろん対面で会えるに越したことはないけれど、世界中どこに住んでいても気軽にビデオ通話できる時代に生まれて本当にありがたいなぁとひしひし感じたのでした。