イギリスでのお食い初め
前回の記事でも書いた通り、日本文化って子どもの成長を祈る行事が他文化に比べて多いのです!
本来ならば、息子ヨシにとって最初のイベントは生後1か月のお宮参り。
でもイギリス在住だし、なんせコロナ禍でロックダウン中だったのでお宮参りはなしにしました。
あとはダンダンの方の文化でBotez(洗礼式)があるのだけど、こちらは生後何か月でやる!みたいな決まりがあるわけではなく、生後数か月経ってタイミングいい時に~という感じ。
ルーマニア正教会の教会は住んでいる地域にもあるものの、実は洗礼式の後にお祝いのパーティーを開くのも慣習。
というわけで、人が集まれるようにならないとなかなか難しいので、コロナが収まるまで延期中です。
ちなみに、お宮参りは神道、洗礼式はキリスト教と異なる宗教の行事。
ダンダンはキリスト教徒ですが、私は改宗しておらず特に信仰も持っていません。
そんな私たち家族では、
・子どもの成長や幸せを祈るものを含め、行事は宗教関係なくやる
・ただし、いずれかの文化のタブーにあたるものがあるなら、それはお互い無理強いしない
・子どもが将来何を信仰するかは、成人した時の子どもの判断に任せる
ということにしています。
すっかり前置きが長くなってしまいましたが、そんなこんなでヨシの初行事は生後100日のお食い初めでした!
そもそもお食い初めって何?というところから始まり、どんなメニューを作ったらよいのかネットで調べ…
必要な食器や食材がイギリスで簡単に手に入るわけではないので、かなり我が家流になってしまったお食い初めメニューがこちら☆
・お赤飯(「お赤飯の素」バンザイ!笑)
・梅干し
・卵焼き
・わかめ&きゅうり&カニカマの酢の物
・鶏肉&蓮根&人参&こんにゃくの煮物
・サーモントラウト(鯛の代わりにとりあえず赤系の魚…笑)
・ほうれん草とエビのお吸い物
赤ちゃんと同じ性別の年長者が食べさせる真似をするとのことで、ダンダンが食材をヨシの口元へ。
ヨシは終始混乱していましたが、酢の物を顔に近づけたときだけは、匂いがきつすぎたのか酸っぱそうな顔をしていました^^;
お食い初めの写真を見たダンダン側の親戚は、ヨシが本当に食べたと思って、「えーーーっ生後100日なのにこんな固形物食べさせたの?!」とびっくりしていたのだとか。笑
生後100日、最初の1~2か月に比べるとずっとお世話も楽になったヨシですが、それでも食事を用意して、お食い初めして、機嫌のよいタイミングで写真を撮ろうとするとヨシもダンダンも私もへとへと。
翌日休日だったこともあり、みんなで10時過ぎまで寝ました。笑