イギリス産後記録 ⑪1歳予防接種編

1歳の誕生日直前にNHSから届いたお誕生日プレゼント…それは1歳の予防接種のご案内!笑

生後16週の予防接種以来、久しぶりの予防接種です。



いつも通り、GPに電話をして予約を取ります。

今回初めて、予約可能な1週間以内の枠に空きが全くないとのことで、翌日以降に再度電話をかけ直すように言われましたが、翌日電話して難なく予約完了!



これまでの予防接種はすべて私が引率していたのですが、今回は初めて夫ダンダンが連れていくことに!

両親学級仲間に聞くと、「1回目の予防接種で子どもの泣く姿を見て耐えられなかった!」と2回目以降パートナーを投入するママが多かったのですが、幸い息子ヨシは泣いても短時間だったので耐えられないほどではなく、ずっと私が担当していました。(私が鈍感なのか…?笑)

1歳の予防接種が終わると、なんと3歳までNHSでの定期予防接種はない(※2歳から接種可能になるインフルエンザの予防接種は除く)ということで、これまで未経験だったダンダンが引率してみることになったのです。


1歳を迎えた今回の予防接種は、
・Hib/MenC(ヒブ/C型髄膜炎菌)1回目
・MMR(はしか・おたふく風邪・風疹)
1回目
・Pneumococcal(肺炎球菌)
2回目
・MenB(B型髄膜炎菌)
3回目
の4つ。

ワクチンはこれ以上混ぜられないので、注射針を刺す回数は計4回!

NHSのWebサイトを見ると「1歳超えたら腕に接種」と書いてあったのですが、数日先に接種したお友達に聞いたところ、本数が多いので今回も太ももに接種したとのこと。

ということで、足を出しやすいロンパース型の服を着せ、Red bookも忘れずに持たせて、ダンダンとヨシをGPの入り口で見送りました。

まだまだコロナ禍なので、GPに入れるのは本人のみ、子どもの場合は同伴1名までと決まっています。



ダンダンを信用していないわけでは全くないのだけど、初めてのおつかいに子どもを送り出す気分で私がソワソワ…笑

近くのスーパーで買い物をしてちょうど注射終わる頃に合流する計算だったのですが、待ち時間が長く買い物が終わってもまだ呼ばれていなかったようで、GPの前で待ちぼうけすること数分。

「ぎゃあーーーーーー!ぎゃあああああーーーーー!」

というヨシの叫び声が2つ?2回?ほど外まで聞こえてきました。

私たちのGP、予防接種を担当する看護師さんの部屋が建物の入り口に近いうえ、今はコロナ対応で窓全開なので外まで比較的よく聞こえてくるのです。

見えないところから叫び声が聞こえてくるくらいなら、引率して目の前で泣かれた方が1000倍マシだと思った私なのでした^^;


ダンダンいわく、1本目の注射では全く泣かず、平気だったそう。

針を抜いた後に止血用の絆創膏を看護師さんが貼ろうとするも、血も出ていないからどこに針を刺したかが分からなくなり、太ももを押しながら針を刺した箇所を探している間に怒って泣き出したのだとか。(多分これが叫び声1回目)

さらにその怒っているところに残り3本を立て続けに刺されたので、泣きMaxになったそうな。(多分これが叫び声2回目)

終わってダンダンが抱き上げるとすぐ泣き止んだそうで、注射が痛かったというより、注射を打つのに手足を押さえられていたのが嫌だったのではないか説もあります。笑



今回も、熱の副作用が出やすいMenB(B型髄膜炎菌)を打ったので、接種後30分以内にParacetamol(解熱鎮痛剤)を飲ませるように看護師さんに言われたそうです。

事前に、今回も8週や16週の時の予防接種みたいにParacetamolを計3回あげるべきか確認するようダンダンにお願いしたのだけど、「Paracetamolはどれくらい飲ませたらいいか?」という聞き方をしたっぽく、

ダンダン 「Paracetamol、説明書に書いている適切な量あげてって言われたよ~!」

私 「そりゃそうだ!私が知りたかったのは分量じゃなくて回数だよ!!」

となったのでした…^^;苦笑

Calpolの説明書やNHSのウェブサイトを見ても、0歳児は発熱の副作用が出やすいので計3回Paracetamolをあげるよう明示されているのですが、1歳児に関しては特に言及がなかったので、いったん看護師さんに言われた接種30分後に飲ませて、その後は様子を見ることにしました。

結局ヨシはまったく発熱しなかったので、今回Paracetamolは1回のみで終了となりましたとさ!

乳児用のParacetamol、いわゆるCalpol